無性愛の社会人の日常

一人は淋しいけれど、
他の人とどうも人との接し方が違うとうっすら気付いた
社会人の備忘録です。

何となく始めてみた

きっかけとしてはTwitterでLGBTの話がフォロワーさんの間で出ていて、
非性愛(人を好きになるけど性的には見れないレベルだとこれなのか?)だったなぁと
思って備忘録を付けようと思ってはじめてみた。


きっかけをくれた人はSM関係の方らしいけれど、
取り敢えずお互いが同意見だったのは
「私が貴方を矯正してあげよう」
って来られると困ると言う感情だった。
多分マイノリティは何の問題も無い人からしたらその場の思い過ごしとか、
過去の嫌な恋愛経験から歪んでしまった一時的なものでしかないと思われるのだろう。


過去を振り返ると一応自分の性認識は実在の身体のものと思われるが、
こうでなければ嫌だという程でも無く、
こうであって良かったという程でも無く、
女なら女で良いや、男なら男で良いや、程度のものである。
お付き合いを申し込まれる機会にも恵まれていたので、
お付き合いもしてみた経験はある。男女共に。
しかしその全てにおいて相手に対して私が抱く「好き」と、
相手の私に抱く「好き」がズレていた。
今ソフレ(添い寝フレンド)という単語が出て来たのを見て「これだよ〜」と思う。
性的に何かをしたいと思うことは無いし、
性的なことは夢も見たことが無い(これは人に言ったら驚かれたが本当に無い)。
一人でも半年に一度するかしないかで、多分禁止されたらもうしないと思う。
実行した経緯も直近のものは思い出せない。


可愛い女性を見たら可愛いと思うし、
美人な女性を見たら嬉しい。
イケメン(自分にとって)を見てもイケメンだー!と思う。
ただ、その人とどうこうなりたいと言うのは特に無い。


とても良い人が居て、お互いに知人以上になったとしてもそこで止まってしまう。
付き合うきっかけはあくまで相手に言われたというのが9割で、
残りの1割は余りに自分から見て美しい人だったからお付き合いして下さいとお願いしたが、
性的な関係を結ぶ段に至ると一気に積極性を失って来た。
非常に相手からしたら「何でだよ」という人間だったと思う。
色んな人と付き合い、別れを繰り返して来たが
別れた人に縋り付いたことも殆どない。
(縋り付いたときは未だ若くてその人以外を捕まえられる自信が無かった頃で、
今となると純粋に「この人が自分と別れることで幸せになるなら嬉しい」という気持ちで別れ話に応じている)


幸い仕事柄男女差別は無い環境の特殊職についているし、
このまま相手も居ない状態で終わるかなとは思うけれど(しっかりとした性嗜好がある人を自分の我が儘に付き合わせるのは流石に酷だと思う)、
可能だったら同じような人と、理解し合って支え合って、偽物かも知れないけれど家族のような物が作れたら良いなぁと思って今日からブログを時々書こうと思う。


因みに今は10歳年下の男性が告白して来てくれたので、理由を説明してお断りしたが、
友達にはなりたく無いと言うので友達以上の関係を結んでいる。
辛うじて自分に出来る最大の接触がキス程度なので毎回申し訳ない。
この関係もいつまで相手が我慢出来るのかで成り立っていると思うと、
物凄く申し訳ないが、手をつなぐと温かいのと相手の優しさで完全に流されているダメ人間です。